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New York and Jazz |
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| サンフランシスコからの手紙 |
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Misty
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昼間は汗ばむぐらいの暑さだったのに 日没の遅いサンフランシスコの港に立ち 『これってまるで演歌のシチュエーションだわ・・・・』 |
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| いつまでも沈み行く夕陽を見ていたかったが 寒さに耐え切れず、踵を返し、謎子は どうしようもなく道に迷いながら ケーブルカーの乗り場へと向かった。 いつもは込み合うケーブルカー乗り場は 人もまばらで、すぐに乗ることが出来た。 ステップに立ち、少し身体を乗り出すと、 冷たい夜風が頬に心地良い。 ゴトゴトと走る振動に身を任せながら、 心なしか心の迷いが軽くなるような気がした。 パウエル・ストリートでケーブルカーを降り |
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| そして、開け放たれたレストランの入り口から流れるLeft Alone のメロディーに、誘い込まれるように謎子は店に入った。 薄暗い店内でトランペットの返す光が 一筋の希望のように謎子に輝きかけた。 カウンターに席を取り軽い飲み物を注文して なにもかもお見通しなんだ・・・ |
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曲を弾き終えたピアノ弾きは、マイクに向かって言った。 On my own, しっとりと歌い上げるメロディーを聞きながら 迷いは吹っ切れた、謎子は決心した。 窓の外を見上げると高いビルにかかっていた サンフランシスコ編 完 |
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